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30代女性が過労でうつ病になってから復職するまでの記録

30歳の時に過労からうつ病を発症した女が、休職・治療・復職の体験の記録を残します。うつ病で苦しんでいる働く女性の助けになれば幸いです。

ちゃんと寝ているはずなのに、体調不良が続く原因は「隠れ不眠」でした。

ここ2週間ほど、ちゃんと睡眠、食事、休息をとっているはずなのに、簡単に風邪をひいてしまったうえに、それがいつまでたっても治らない。それどころか、原因不明のめまい、吐き気、痺れに悩まされていました。

 

今週の診察時に、その事を主治医に伝えると、「ああ、それね、たぶんちゃんと寝られてないよ」とのこと。平日8時間、休日12時間以上も、寝ていながら、実際には脳が休まってないらしいです。自分でも納得しました。と、いうのも…

 

ここ数週間、自分でも不安を覚えるレベルで夢をハッキリみていたのです。ストーリーも設定も、演出もしっかりしすぎている、2時間映画なみの長編の夢を1日に2~3本たて続けに見て、朝起きると、ぐったりしていて、夢のあまりのリアリティに現実かどうか分からなくなって混乱することがありました。それが、強く出た日ほど、体調を崩しやすかった気がします。

 

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夢を見るということは、「レム睡眠」状態にあり、眠りが浅く、脳が休まずに活動をしているという状態です。この状態の時は、体を横にしていても、脳は休んでいないので、休息がとれていない、つまり、疲れが取れないことになります。

 

人は寝ている間にレム睡眠と、ノンレム睡眠(深い熟睡状態)を繰り返すのですが、通常は、レム睡眠中に見た夢は、その後のノンレム睡眠で忘れてしまうため、最後に見た一つをぼんやりと覚えている程度になるそうです。ところが、レム睡眠が長い人は、ノンレム睡眠が短くなってしまうので、忘れることなくいくつもはっきりと覚えています。自分もまさにこの状態でした。

 

レム睡眠が長くなってしまう原因は、「強い精神的ストレス」だそうです。う〜ん、自分ではそんなに…と思っていても、やはりダメージを受けているものなんですね。ストレスを受けて隠れ不眠になると、日中のパフォーマンスが低下し、それが更に精神的なストレスの原因にもなるという悪循環にはまっていきます。

 

結局、自分は今回、睡眠に効果がある薬として「アミトリプチリン」という薬を25mg処方してもらいました。三環系抗うつ薬の一つで、古くからある薬です。強い効果がある反面、副作用も出やすいということで、口の中の渇きと便秘、それから日中の眠気があります。でも、これを飲み始めてから、ぐっすり寝られるようになりました。結果的に薬が増えてしまいましたけど、動き出せないほどの体調の悪さだったので、薬の力を借りてでもしっかり眠れて動けるのはありがたいです。これを書いている今もねむねむです。次回は、この眠気について対策を相談しなくては…。年末で混み合う時期だけど「あなたはちゃんと受診に来てくださいね」と言われました。

 

こういうことがあると、うつ病って、まだまだ治ってなかったんだなぁって、わかってはいたものの、再認識しますね。日常になんの影響もないほどまで回復するのはいったいいつになるやら…。

 

不眠とうつ病 (岩波新書)

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