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30代女性が過労でうつ病になってから復職するまでの記録

30歳の時に過労からうつ病を発症した女が、休職・治療・復職の体験の記録を残します。うつ病で苦しんでいる働く女性の助けになれば幸いです。

うつ病で休職中の会社の同僚・友人らとのメールや付き合い方について

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うつ病になって休職に入り、しばしば対応に悩んだのが、友人からの連絡です。
心配して連絡をくれる職場の同僚や、何も事情を知らないで遊びに誘ってくれる地元の友達。メールやLINEが来るたびに、いったい何と返そうか、頭を悩ませ、これもまたストレスの一つとなっていました。

 

私の場合は悩みながらもこんな結果になりました

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職場の同僚

初期の頃は、「ごめん」と思いつつこちらからは連絡を一切取らず。やはり、仕事のことをいかに早く忘れるかが課題だったので。最初の数日は、「大丈夫?」「無理しないでね」「元気出して」というメールが何通か来ましたが、罪悪感を覚えつつも寝込んでいたので読むだけ読んでスルー。起き上がれるようになったあたりで、「心配ありがとう、休みが長くなりそう、心配&迷惑かけるけど、よろしくお願いします」と言った旨のメールを短めに数人に送りました。病名こそ言わないものの、直前の様子などからみんな察していたんだと思います。その後は連絡はほとんどありませんでした。唯一、一人だけ過去にうつ病を経験した先輩が、数日に1回、綺麗な風景やペットの写真を何のメッセージもつけずに送ってくれました。このメッセージなしっていうのが、返さなきゃというプレッシャーにならずに良かったです。さすが経験者。これは、復職決まるまで続けてくれました。仕事のことは忘れたい反面、つながりが一切切れてしまうと、戻るときに心のハードルが高くなるかもしれないので、結果的にこうやって、細い繋がりを長く持ち続けてくれたことに、とても感謝しています。

 

職場の人間関係や過労でうつになった人は、やはり職場の人と会うのは避けたほうがいいと思います。私自身も、一度回復の兆しが見えていた時に、仕事の内容で1回だけ同僚と電話で連絡を取ってしまい(どうしても自分でなければ分からないことがあったため)、それが引き金となり、そこから一気に悪化したことがありました。仕事のことを思い出すと、辛かった体験のフラッシュバックや、自分が休んでいることへの罪悪感を再び思い出してしまい、その段階ではそれを自力でコントロールできるほどはまだ回復できていませんでした

 

地元の友達

当然何も事情を知らない、職場以外の友達は、遊びの誘いの連絡などをくれました。初期の頃はもちろんそんな余裕がなかったので、これには嘘をついたことになってしまいますが「ちょっと仕事が忙しくて無理」と、それ以上突っ込まれないですむ理由をつけて断っていました。その後、実家に帰っていたときに、一人だけ、昔からの親友には会いました。彼女には、全て話しました。付き合いが長いので、反応が予想できたというのもあるかもしれません。ただただ話を聞いてくれて、「今はゆっくりしなよ」と言ってくれました。久しぶりに仕事ではない昔の話を、とりとめもなくのんびり話しながら、昔一緒に自転車で通った駅までの道を歩いたりして、とても安らげる時間でした。

 

転職前の会社の同僚&先輩

想定外だったけど、一番救いになってくれたのが、前の会社の同僚と先輩でした。転職して1年以上経っていましたが、たまに連絡を取り合っていました。うつ病で休職に入った時に、何も知らずに「出張で近くまでいくからご飯でも食べない?」と連絡をくれた時、うつ病とは言えなかったものの「ちょっと体調を崩してて」と弱音を吐いてしまったら、「無理にとは言わないけど、心配だから話を聞こうか?」と言ってくれました。体調はあまり良くはなかったけど、ちょうど実家から戻ってきて、寂しさや不安を感じていた頃だったので、自宅近くの駅付近で会いました。顔を見たら、元気に働けていた頃の自分を思い出してしまい、ついつい動揺から本当のことを話してしまいました。みんな、本気で親身になって心配してくれて、自分なんかのことを気にかけてくれる人がいるという事実がこの頃は本当に支えになりました。前の会社の最近の笑い話や、嫌な上司の近況などを話してくれ、ただただ人とのんびり話して過ごす時間を与えてくれました。その後も、出張がある度にわざわざ近くまで寄ってくれました。これが、ちょうど2ヶ月に1度くらいのペースだったので負担にならず楽しみに待つようになりました。

 

 最初の頃こそ、それどころじゃなくて「ほっといてくれ」という気持ちでしたが、今こうして振り返ると、偶然にも絶妙なタイミングでいろいろな人に助けられて、ちょっとずつ元気になる力をもらえていた気がします。特に、地元の友達や、前の会社の人は、今の仕事のことを忘れて、それ以外の部分での話題で話せるので、気が楽でした。うつ気分が強い時は、無理して連絡を取る必要はないと思います。自分が素直に、連絡したいな、会いたいなと思った時に、思った人とだけ会えばいいのではないでしょうか。