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30代女性が過労でうつ病になってから復職するまでの記録

30歳の時に過労からうつ病を発症した女が、休職・治療・復職の体験の記録を残します。うつ病で苦しんでいる働く女性の助けになれば幸いです。

うつ病の療養中、書道で心を落ち着けることができました。写仏ってやったことありますか?

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うつ病で休職してから、いろんなことを始めてみました。自分の心を落ち着ける目的と、楽しい!と思えることを見つけるためです。というか、何かせずにはいられなかったんですよね、不安で不安で。その中で、自分にとって一番落ち着けて楽しかったのが書道です。

 

書道は小学生の頃ずっと習っていました。飽きっぽい私が唯一続けられた習い事です。あ、書道ならできそうと思ったきっかけは、瞑想を体験しにお寺の座禅体験について検索していたとき。お寺の体験メニューの中に、「写経」がありました。文字通り、お経をお手本の通りなぞって写すアレです。やったことないけど、とても興味を惹かれました。筆先に意識を集中させることで、心も落ち着く効果があるそうです。同じページで気になったのは、「写仏」です。これは初めて聞きましたが、写経のイラストバージョンです。おお、こっちも面白そう!

 

偶然、家からバスで20分ほどの場所に、写仏体験ができるお寺があったので、参加してみました。平日だったので、誰もいなかったらどうしよう、と思っていたのですが、私の他にも3組ほど体験者がいてホッとしました。女性同士のグループでした。女性に人気なんでしょうか。1,500円をお寺の受付で払い、お部屋に案内されます。畳の上に、長いローテーブルが置かれています。なぞる仏様は自分で好きなものを数種類から選べました。私は、一番ベーシックな阿弥陀如来像にしました。

 

 

見本の上に半紙を置き、筆ペンで、ずれないように慎重になぞっていきます。最初のうちは、うまく筆先を操れず、ガクガクになったりしてましたが、だんだんと滑らかな線が引けるようになってきます。書き始めは、これ何時間かかるの…というほど途方もない作業に感じるのですが、少しずつ着実に進めていくとだんだん阿弥陀如来様の姿が出来上がってきます。これが、とても達成感がありました。

 

完成したものは、持ち帰ることもできますが、お寺に奉納することもできました。私は、「心身の健康」を願い、奉納させていただきました。写仏をしている間は、周囲がとても静かで、筆先だけに意識を向けていると自分の心がとても静かになって、余計な不安ごとがなくなっているのがわかります。座禅と同じような無心の状態になります。

 

ここから、書道の素晴らしさに気づき、自宅でも暇を見つけては、古典作品の臨書をするようになりました。字に集中していると余計なことを考えずに無心になれます。一つのことに集中することで心を無にするというのはヨガにも共通することですね。自分のペースでできる書道は自分にぴったりの療養中の趣味となりました。