30代女性が過労でうつ病になってから復職するまでの記録

30歳の時に過労からうつ病を発症した女が、休職・治療・復職の体験の記録を残します。うつ病で苦しんでいる働く女性の助けになれば幸いです。

予想はしていた。覚悟もしていたけど…復職後の疎外感はつらいよ…。

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休みを挟みつつなので、復職して4日目の勤務。緊張は少しずつ取れてきましたが、今日は天気が敵でした。朝起きた瞬間に、「あ、やだな」と感じた、カーテンの向こうの暗〜い感じ。天気は雨…。頭痛はないものの、気分が重〜い。一瞬頭をよぎりました。「休んでしまおうか…」いや、でもここで休むと次に出社する時にはとんでもないプレッシャーがかかるはず。気を取り直して、なんとか準備をして出社しました。

 

席についても、なかなか仕事のエンジンがかからず、ぐずぐずと。1時間ほどした頃に、上司がさりげなく雑談をふってくれました。たぶん、調子悪そうなのを見抜いてくれたんだと思います。数分の間、関係ない話をした後には、少しだけ頭がすっきりして、仕切り直しで仕事に取りかかれました。

 

 

 

今日苦労したのは、仕事中どうしても体にいらぬ力が入ってしまって、肩と首の凝りが酷すぎること。パソコンの入力作業中も、ペンでメモを取っている時も、どうしても肩が上がってしまいます。前は、どんな姿勢で仕事していたかもう思い出せません。何回意識して直さなきゃと思っても、なぜか直らない…!仕方ないので、数分おきに座ったまま肩をぐるぐる回す回す。コピーを取りに立った時には腕を大きく前後に動かしストレッチ。廊下を歩く時には、両手を後ろで合わせて肩甲骨をグリグリ動かす。もう、不審者なレベルで動きが怪しいけど、そんなことかまっちゃいられない!緊張で肩に力が入ってしまうんだと思います。復職トレーニングのパソコン作業時はここまではひどくなかったので。早く慣れたいなぁ。

 

そして、分かってはいたことですが、8ヵ月という休職期間、職場では私抜きで普通に回っていたんですよね。少し慣れてくると、そのどうしようもない事実に、疎外感を勝手に感じて、寂しくなります。自分が休んでいたんだから、仕方ないのに。自分の元にいた新入社員が今は他の人に付いているのを見た時、見たことのないアルバイトの子と同僚が仲良く話している時、自分がいなかった期間の出来事の話を周りがしている時、一気に動悸がひどくなり、不安感が襲ってきます。事実なんだし、仕方ない。どうしようもない。

 

認知行動療法を思い出して卑屈にならないように、切り替えようとはしています。でも、さみしいものは、さみしい。きっと何年も経てば、この数ヶ月なんて気にならなくなるんだろうけど、今しばらくは、仕方ないかな。この8ヵ月間、職場のみんなは仕事を頑張っていたけど、私だって、自分の心と体に向き合って、自分なりに頑張った。うん、きっとそれでよし。卑屈になっていじけるんじゃなくて、少しずつ資料を読んだりして、不在中の出来事をおさらいしておこう。そうだそうだ、そもそもこの会社には転職で入ってきているんだから、知らないことはたくさんあったはず。そんなに気にすることじゃないや。あ、書いてるうちにちょっとスッキリしました(笑) 

 

小さいことにくよくよするな!―しょせん、すべては小さなこと (サンマーク文庫)

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