30代女性が過労でうつ病になってから復職するまでの記録

30歳の時に過労からうつ病を発症した女が、休職・治療・復職の体験の記録を残します。うつ病で苦しんでいる働く女性の助けになれば幸いです。

うつ病からの復職初日を終えて _:(´ཀ`」 ∠):_ …

うつ病からの復帰初日を終えて、帰って来ました…。

 

疲れた…。パトラッシュ、もう疲れたよ_:(´ཀ`」 ∠):_ …

 

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朝、通用口を入る瞬間が一番緊張しました。
入ったら、そこからはもう、
「お久しぶりです(ペコリ)長い間お休みをいただきご心配おかけしました(ペコリ)本日からまたよろしくお願いします(ペコリ)」の連続でした。
でも、みんな笑顔で「よかった〜」「おかえり!」「もういいの?」「無理しちゃだめだからね」「会いたかった〜」と迎えてくれて、本当に本当に嬉しかったです。

 

 

 

午前中は、不在の間にデスクの移動があったので、段ボールに仮入れされた荷物の開封とセッティング。これが、時間がかかる!だって、脳が動かなくなって、ボーッとした状態で過ごしていた日々のデスクのものを、整理するんですよ?もう、ファイルやら小物がぐっちゃぐちゃ(笑)酷かったです。まあ、もう8ヶ月も経っているので、ほとんどが過去の資料になってしまっているのですが、記録としてとっておくものと、シュレッダーにかけるものと、仕分けをするのに、早速脳を使う…。

 

そこからお昼を挟んで打ち合わせ二本立てで、しかも片方は、2時間コース…。
暗くした会議室でプロジェクターで投影された小さい字を見続けて、目、目が…。

言い渡された業務内容も、まさかの展開で、部署内で進行しているたくさんのプロジェクトの体系整理と、新たにほぼメインで引き取るプロジェクトが2つ。…え?…現実か?これ…。

 

少し考えて理解しました。上司や人事は、たぶん本気で分かっていないんだと思います。何が負担になるのか、何を不安に感じるのか。たぶん、全く悪気がなくて、出社してきて、笑顔で挨拶まわりができる=普通に仕事ができる。一応、「徐々にな」とか「あまり無理するなよ」とは言ってくれるのですが…。時間のことと、体力仕事など、目に見えるものは、配慮してくれるけど、「脳を使う仕事」が、すごく負担になることは、きっとわからないんだなと思います。会議が2時間というのも、見ながら考えて話を聞いて、考えて発言もして。普通にやっていることのように思えて、これだけですごく脳を使っています。そして、帰って来た今、脳がクラクラです。音と光が辛い。ブログもパパッと書いて終わりにします。けど、書いておかないと忘れそうなので。

 

明日まで様子見て、無理だと思ったら、上司に相談してみようと思います。産業医が言っていた業務内容と全然違うよ…。ラクをしたい、という思いで言ってるんじゃなくて、近いうちに、ちゃんと全力で働けるように、最初のうちはもう少しだけ、緩やかに復帰させてほしい、というのを理解してもらえるといいのだけど…。

 

こんな上司が部下を追いつめる―産業医のファイルから (文春文庫)

こんな上司が部下を追いつめる―産業医のファイルから (文春文庫)