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30代女性が過労でうつ病になってから復職するまでの記録

30歳の時に過労からうつ病を発症した女が、休職・治療・復職の体験の記録を残します。うつ病で苦しんでいる働く女性の助けになれば幸いです。

一人暮らしでうつ病になった場合、実家に戻るべき?私が戻って後悔したこと

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一人暮らしをしていて、うつ病になってしまった場合、療養のために実家に戻るべきか、そのまま一人暮らしを続けるかは、早い段階で決断を迫られる大きな問題です。
実家に戻ることのメリットとデメリットを自分の体験から考えてみました。

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(以下は、もちろん各家庭の状況により設備や対応に差があると思いますので、あくまでも一個人が考えた家庭の場合、という前提でご覧ください)

 

実家に戻るメリット

 

  • 食事の心配をしなくていい
  • 掃除・洗濯など身の回りの世話をしてもらえる
  • 話し相手がいる
  • うつ病が悪化した場合、病院への移動等で助けてもらえる
  • 家賃、水光熱費などでお金がかからない
  • 幼少期に慣れ親しんだ環境で安心できる
  • 地元の友人と会える
  • 生活リズムが整いやすい
  • (重度の場合)自殺企図の前兆に気づいて止めてもらえる

 

 

実家に戻るデメリット

 

  • 人とのコミュニケーションがストレスになる時もある
  • 自分のペースで生活できないことがストレスになる
    (気を使って家族のペースに合わせてしまう)
  • 健康体な家族と比較し負い目を感じる
  • 親戚、近所などの世間の目をストレスに感じる
  • 家族がうつ病に理解がない場合、心身ともにストレスを感じる
  • 帰省の交通費がかかる
  • 帰省の移動で長時間にわたり新幹線等の乗り物に乗る必要がある
  • (実家が田舎にある場合)気分転換に出かける場所がない

 

一番の決め手は、「家族との関係が良好か」というところにあると思います。
もし、家族との間になにか問題を抱えている場合は、一緒に生活することでストレスがさらにかかり、うつ病を悪化させる結果になりかねません。実家の療養する環境が快適かどうかも検討する必要がありますね。ゆっくり休める部屋がないと、ストレスになります。

 

また、通院や薬をどうするのかも検討が必要です。長期間で薬を処方してもらえるのか、または紹介状を書いてもらって地元の病院に転院することになるのか。慣れた病院をうつることは、ストレスの一因にもなります。

 

 

うつ病中でも一人暮らしが可能な条件 

 

  • 自分の食事を自分で準備できる(近所で購入または簡単な自炊)
  • 掃除・洗濯など、体調によっては自分でできる
  • 規則正しい生活を、体調によっては自分でできる
  • 生活を維持できる十分な貯金、または何かしらの収入がある
  • 近くに、いざとなったら頼れる人がいる

 

最低限の生活を自分で維持していくだけの体力が必要になります。うつ病は、体調に波がありますので、悪い時には一日中寝込むこともあるのは仕方ないですが、少し体調が良い日などには、朝きちんと起きて、自分の体力を見極めた上で買い物に外出したり、部屋の片付けをしたりすることも必要です。これができなければ、悪化することも考えられます。

 

 

一人暮らしのメリット

自分のペースで生活できるのでストレスが少ない

 

一人暮らしのデメリット

  • さみしい(人と会えない)
  • 生活リズムが乱れやすい
  • 家賃・水光熱費がかかる
  • (重度の場合)唐突に自殺企図する可能性もある

 

私の場合は、発病してすぐに一度帰省しましたが、罪悪感から、家族に気を使ってしまい、かえって疲れて悪化させてしまいました。食事が出たり、洗濯をしてもらえるのはありがたかったのですが、それを「迷惑をかけている」「情けない」というようにしか思えなかったです。(自分の場合、愛着障害(良い子でしかいられなかった長女の私と「愛着障害」①)という、親に対して頼りづらい、本音を言えないという感情をもっています)。テレビの音がうるさくても言い出せずに我慢してしまいました。このように、実家が自分にとって、安心し安らげる環境でなければ、実家が最善の療養場所とは言えないこともあります。医者や、上司からは実家へ帰ることを勧められましたが、結果的にはほとんどの期間を一人暮らしで過ごしました。

 

ただ、家族が心配していることもあったので、数ヶ月に1回は3〜5日間ぐらい帰省したり、親がこちらに旅行がてら様子を見にくることも1回ありました。私は、これぐらいの距離感がちょうど良かったです。

 

ただし、一人暮らしは、とても孤独です。一番辛い時期は、孤独に耐えられずに、パニック状態になったこともありました。幸い、こちらの職場以外の友人で気にかけてくれる人がいたので、月に何度か会って話を聞いてくれ、思い詰めずに済みました。あとは、“生存報告”も兼ねて、日に一度以上は親にメールをするようにしていました。つくった料理を写真に撮って添付したり、行った場所を伝えたり。ただし、これも義務になると辛いので、面倒に感じたらサボるのもOKにしていました。

 

このように、どちらで療養するかは、最終的には自分で判断するほかないのですが、いずれにせよ、このままだと療養にならないと感じたら思い切って環境を変えることも必要です。少しでも参考になれば幸いです。

 

家族関係を考える (講談社現代新書)

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