うつ病とお風呂 香りグッズでバスタイムを楽しみに変えてみた
うつ病でお休み中の間のお風呂ってどうしてますか？
面倒くさくて入りたくないこと多いですよね。
初期の頃は、無理せずに。私も1日置きにシャワーを浴びられればいい方でした。
お風呂に入ることが、面倒から「気持ちいいかも」に変わったのは、
実家の広めのお風呂に入ったことがきっかけです。手足の力を抜き、
静かにゆっくり入るお風呂は久しぶりで、体の強張りがとけていくのを感じました。
休みに入る前は、シャワーをサッと浴びてすますことがほとんどで、ゆっくりお湯に
つかるなんて時間の無駄とさえ思っていました。だけど、お風呂にはうつ病や不眠に効果的なたくさんのメリットがあるそうです。
うつ病に効果的なお風呂の入り方
- 眠る2時間前に入浴
- ぬるめのお湯（目安38℃〜41℃くらい）で20分程度、できれば半身浴で浸かることで、副交感神経を刺激し、心身を落ち着かせる効果があります。
これで、体の芯まで温まります。眠気は、体の温度が下がる時にやってくると言われていますので、ゆっくりと寝る準備をしているうちに少しずつ体温がさがり、布団に入る頃にちょうど良い眠気がやってくるという仕組みです。
だけど、慣れないうちは、やっぱり面倒に感じるし、20分も何もしないと不安感に襲われそうだし、となかなかおっくうなもの。そこで、私は、お風呂時間が楽しみになるグッズで自分を釣って入浴してました。
お風呂時間を楽しみにするグッズ
音楽
スマホを100均の防水袋に入れて持ち込んで、好きな音楽をかけてリラックス。
いつも聴いていた音楽がうるさく感じる場合は、Youtubeでリラックス系の音楽を
探してみると聴きやすい曲もありますよ。ボーカルが入っていない曲のほうが聴きやすいかもしれませんね。
キャンドル
いい香りのするキャンドルをお風呂に持ち込んで、電気を消して入れば、いつもとは
全く違う空間になります。なんだか新鮮です。キャンドルの炎を見つめていると、リラックスできますが、それには理由があります。
不規則にゆらぐキャンドルの炎は、『1/fゆらぎ』のリズムを刻んでいます。それを利用したのがライトテラピー。リラックスしたいときには、部屋の照明をおとしてキャンドルのやわらかな光を見つめて。お気に入りのBGMを加えればさらに効果的です。小川のせせらぎやそよ風など、自然現象に見られるリズムが『1/fゆらぎ』。人間の鼓動も同じリズムを刻むことから、生体に快感を与えるリズムとして知られています。癒し系と呼ばれる歌手の声や、クラッシックの名曲・日本の民謡など音楽にも『1/fゆらぎ』が見られます。蛍光灯などの直接照明は消しましょう。白熱灯の間接照明を使って本の文字が読めるくらいの明るさにするのがベストです。（キャンドルQ&A｜キャンドルハウス｜candle house｜暮らしを豊かにするキャンドル雑貨ブランド）
とてもロマンチックな気分になれます。忙しかった時にはできなかった贅沢です。
一酸化炭素中毒は大丈夫？と思いましたが、キャンドル1~2個程度で、30分程度なら問題ないそうです。入浴後は換気をしましょう。
入浴剤
入浴剤も、炭酸ガスで疲労快復をするものや、発汗作用を促すものなどいろいろありますが、おすすめは香りの良いもの。私が使った中で一番良かったのは、AYURAの入浴剤です。桃源郷という名の通り、癒される優しい香りで、お湯がとても柔らかくなります。販売員さんもリピーター率が一番高いっておっしゃってました。納得。保温保湿効果もあるので、冬場もOKです。
バスピロー
バスタブに吸盤でくっつけて使う、空気を入れて使う枕です。もっとリラックスする方法を探したときに、偶然100均で見つけました。頭が預けられるだけで、肩の力が抜けるので快適です。
シャンプー＆コンディショナー＆ボディソープ
せっかく入浴剤をいいものにしたんだから、他のものも、自分の気にいるものにしちゃえと思ってこの機会に選び直しました。このパッケージが浴室にあるだけでちょっと嬉しくなります。ボディソープも大好きなグレープフルーツの香りがするボディショップのシャワージェルに。気分がスッキリします。
お風呂でホッと一息つけるようになると、1日の終わりをリラックスして過ごすことができます。でも、体調が悪い時は無理をしないことも大事です。私は、すっかりお風呂にはまった頃に、うつ病が悪化して入れなくなり、お風呂に入れない＝うつ病が治らないと思いすっかり落ち込んでいましたが、主治医に「別に入りたくなければいいんじゃないの？私なんか、最近暑いからずっとシャワーですよ」とケロッと言われ拍子抜けでした。「〜しなけれなばらない思考」にすぐなってしまうのは悪い癖ですね。
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